カワイBL-61

25年前に私がピアノを習っていたときに使っていたピアノですが、やらなくなってから実家の部屋に置かれてました。

娘が生まれて実家に遊びに行ったときにおもちゃとしてピアノを使っていて、「家に持って帰ってくれ！」とよく両親に言われてましたが、まだピアノを習ったりしていなかったので、いらない、いらない・・・といつも拒否していました。
娘がピアノを習い始めて、先生からもピアノがあるならピアノは50年、100年でも使えるのだから是非！！と言われピアノを運ぶ決意をしました。

ただ、どこの調律師さんにお願いしたらいいのか？全く手入れをしていないピアノを見て何を言われるか？チクリ、チクリ言われるのかなあと気になりながら、ネットでなるべく近くの調律師さんで検索して、評価も高い100までピアノさんに目がいきました。
妥協はしない・・・という感じの方なので、こんなに年数が経ったピアノを見たら怒られるかも？と思い、休みの日にアポなし訪問をして、覗きに行きました。

ご不在でしたがわざわざ戻ってきていただき、丁寧に説明をしていただき、見学(偵察？）に行くだけの予定でしたが、ピアノを見にきてもらい、調整をしていただこうと決めました。
ピアノを見ていただき、すごく良いピアノだと言っていただき、ずっと放置していたことを悔いました。

ピアノを購入してくれた両親もここに置いていても大きな置物だけど、ピアノが新しいスタートを切ってもらえるのなら・・・と是非生まれ変わらせて使ってもらいたい！と言っており、娘も早くピアノが来てほしい！！と心待ちにしてました。

そして納入の日、ピカピカのピアノをみて本当に実家にあったピアノなのか？と思うほど生まれ変わっていました。また、まだ小さい子供が弾くので鍵盤のタッチを軽くとお願いしてしており、それも軽くなっており、ピアノの響きもとても良く驚きました。
子供だけでなく、親の私も一緒にまた練習しよう！と思い、子供が弾いていない時に弾いています。子供に負けないぞ！とがんばっています。